登山の食事で人気の一つといえば、手軽に作れるインスタントラーメン。なかでも袋めんはカップラーメンに比べてゴミをコンパクトにまとめることができるので、登山やハイキングの昼食にする人も多いだろう。開放的な山頂で食べるラーメンは、一段とおいしく感じる。
しかし、麺を食べた後に困ってしまうのが残ったスープの処理。塩分や油分が多く含まれるスープは、自然環境に悪い影響を与える可能性があるため、絶対に捨ててはいけない。
今回はラーメンのスープを処理する5つの方法を紹介する。
■方法その1 お湯を少なくしてスープの量を減らす
いつもよりお湯の量を減らして麺を茹で、スープの量を減らしてみよう。今回調理したラーメンのパッケージには「お湯の量500ml」と書かれていたが、約350mlで茹で、スープを目分量で7割程入れて完成。麺も含めて400mlの量になり、食べた後の残りは200ml程。
あとはすべて飲み干すか、残す場合はこれから紹介する方法と合わせて処理しよう。万が一、お湯の量が少なく茹でられないようなら、麺を半分に割って茹でるのもありだ。
■方法その2 麺やご飯を追加しておかわりする
炊いたご飯をおにぎりにして持参し、残ったスープに入れてみよう。ほぐしたご飯をスープに入れ、数分温めるだけで簡単に雑炊の完成だ。替え玉のように、麺を追加で入れて再び茹でて食べるのもおすすめ。スープを無駄にせず、おいしく食べ切れるはずだ。