■マテ貝を食べてみた

 持ち帰ったマテ貝はそのまま食べることができるらしいが、いったん汚れや砂を吐き出させてから食べたいということで、半日ほど砂抜きの処理を行った。

ボウルに入れて砂抜きを行った

 料理家の記事によると、500ccの水に5%の食塩を入れ、そこにマテ貝を入れるのが良いとあったため、これを実践。2時間に1回ほどチェックをし、汚れがひどい場合は水換えを行った。

汚れが出続けて4回ほど水換えをした

 水換え後は、お楽しみのマテ貝料理をしてみることに。素材の味をそのまま味わいたいと、シンプルなマテ貝のガーリックバター焼きと、パスタの具材として使って調理してみた。

シンプルながらも深い旨みを感じられるマテ貝のパスタ

 食べた感想としては、食感はコリコリしていて歯応えがある、そして、思った以上に貝の旨みが強く、甘みがある貝だというこということ。また新鮮だからか、臭みも全くなく、非常に食べやすい貝であると感じた。これなら、海外でも人気がある食材であると納得。

 スーパーではあまり見かけないが、干潟に行けば気軽に取れるマテ貝。しかも、家族で楽しみながら採れるので、ちょっとした春のアクティビティとしてもオススメ。7月くらいまではたくさん採取できる時期ということなので、近くの海にぜひ行ってみてはいかが。

 

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