梅雨が近づき、ジメジメとした蒸し暑さを感じる季節となってきた。天気予報では20℃を超える日も多くなってきた。

 少し歩いただけでも汗が出るこれからの時期は、汗が原因で、服の着心地が悪くストレスになったり、敏感肌の人は汗疹や湿疹などのトラブルが起こる。ここで最重要となるのが、肌に直接触れるインナーだ。 

 今回は、ブランド別にクール系インナーを3つ紹介しよう。自分にあったインナー選びの参考にしていただければ幸いだ。

■mont-bell ジオライン L.W.ラウンドネックシャツ

筆者愛用のジオライン。かれこれ2年愛用している 

 1点目は、mont-bell(以下、モンベル)のジオライン。

 さすがアウトドアブランドということもあり、吸水性、速乾性が抜群によく、何よりも軽量。筆者は腕の日焼けと虫刺されを防ぐため、あえて長袖をチョイスした。

 ピッタリ目のサイズ感で着るのがいいだろう。肌とインナーの隙間をなくすことで、本来の吸水性や速乾性を高め、濡れによって体が急激に冷えるのを防ぐ。

 今回紹介するアイテムの中で一番高価である点と、街着としてはシャツと重ね着すると季節感がなくなるのがデメリットだろうか。また素材がポリエステル100%のため、着心地の好みがわかれるところだ。

 しかし筆者は2年愛用しているが、色褪せや首元の伸びなどがまったくなく、丈夫なつくりである。

●モンベル ジオライン L.W.(ライトウエイト)ラウンドネックシャツ Men's

価格/3,740円(税込)
素材/ポリエステル100%
カラー/3色(ブラック、ライトグレー、ネイビー)
サイズ/XS〜XL

URL/https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1107732

■ユニクロ エアリズム 半袖VネックT

ユニクロ エアリズムVネックT 半袖
(写真は公式HPより)

 クール系インナーといえば、まず思い浮かべるのが、サイズ展開の幅広いユニクロのエアリズムだろう。

 素材がポリエステルとポリウレタンということで、着心地が肌に合わない人もいるが、袖を通した瞬間スーッとする心地がなんとも気持ちよい一枚。

 洗濯後の乾きも速く、何より圧倒的に低価格で、コストパフォーマンスが抜群だ。

 今回はVネックを選んでみた。その理由はシャツのインナーにピッタリだからである。クルーネックだと首元の露出が足りず、涼しげな印象がなくなってしまう。シャツを開けて着てもよいし、第一ボタンを外した際にVネックだとインナーが見えないのがうれしいポイントだ。

●ユニクロ エアリズムVネックT(半袖)

価格/1,290円(税込)
素材/ポリエステル88%、ポリウレタン12%(リサイクルポリエステル繊維を54%使用)
カラー/2色(ブラック、ホワイト)
サイズ/XS〜4XL

URL/https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E454311-000/00?colorDisplayCode=09&sizeDisplayCode=004