汗のベタつきや衣服内の蒸れ、雨や朝晩の肌寒さなど何かと悩みが多い梅雨の季節。
そんな梅雨を乗り切る、アウトドアメーカーならではの「ハイテクウェア」はいかがだろう。通気性や速乾性、抗菌効果などの機能性に優れたアウトドアメーカーのハイテクウェアは、普段使いに取り入れる価値はきっとあるはず。
今回は筆者が実際に普段から愛用している「mont-bell」のインナーをはじめとした、普段使いでも高い機能性を発揮するハイテクウェアを5つ紹介していく。
※価格や情報は記事執筆時のデータであり、変更される可能性があります。
■ベタ付き撃退！ サラッと速乾インナー
●【mont-bell（モンベル）】ジオラインクールメッシュタンクトップ Women's
価格：2090円
素材：ポリエステル100%
サイズ：S、M、L、XL
カラー：ライトグリーン（OCWV）、コーラルピンク（BGRS）
今回紹介する「ジオラインクールメッシュタンクトップ」は、高性能素材「ジオライン」をメッシュ地に編んで、通気性とさらなる速乾性を実現した夏用のアンダーウェア。「ジオライン」は、制菌・防臭効果やストレッチ性、保温力と速乾性を兼ね備えた、モンベル独自開発の高性能素材だ。
3年間愛用している筆者のおすすめポイントは、やはり速乾性と、軽さにある。部屋干しでも約30分で乾くほどの速乾性の高さで、たくさん汗をかいてもすぐに乾いてくれるため、体が汗で冷えにくい。汗冷えでお腹を壊しやすい筆者には助かっている。
また、最初に触った感じではあまり生地が伸びない印象を受けたが、着てみると意外と伸縮するため、体にフィットしやすい。筆者の手元にあるSサイズのものは重量28gと、ユニクロのエアリズムタンクトップの48gと比べてみても軽く、着ているのも忘れるほどに快適な着用感だ。
●【finetrack（ファイントラック）】ドライレイヤークールタンクトップ（WOMEN'S）
価格：4730円
重量：49g
素材：ナイロン88%、ポリウレタン12%
原産国：日本
サイズ：S、M、L
カラー：ブラック
「finetrack」は糸作りから縫製までをすべて日本国内で行い、良質なモノ創りにこだわった国産アウトドアブランド。そんなfinetrackが開発した、肌をサラッとドライに保ち、体温を守るドライレイヤーシリーズのなかでも特に冷涼感のある夏にぴったりなインナーが「ドライレイヤークールタンクトップ」だ。
柔らかく、ひんやりしたナイロン素材の極薄のメッシュ素材に、100回の洗濯に耐える耐久撥水加工を施すことで、汗をすばやく肌から遠ざける。ドライレイヤー生地は保水しづらいため、汗による濡れ冷えを防ぐ。さらに、雨で外側の衣類が濡れてしまった場合でも、ドライレイヤーは常に乾いた状態をキープしているので、衣類の冷たさや濡れを感じずに過ごすことができる。
また、肌が擦れやすい縫い目を外側に出すことで肌当たりのよい縫製仕様を採用しており、気になる汗のにおいを抑える抗菌防臭加工を施していたりと、毎日着たくなるこだわりが随所に感じられる。ドライレイヤークールタンクトップは、繊細なニット生地でできている。
