■新緑の尾根道を歩く

登山道は整備されていて歩きやすい(撮影:金子美也子)

 建長寺を抜けると人も少なくのどかな道となり、新緑の時期は木漏れ日が心地よく、豊かな自然を感じる尾根道である。

 山に入ると早々に、街や海が見えるスポットや不思議な形をした岩が現れるので、一気にハイキングの雰囲気を感じることができる。歩きやすい割に、木の根っこが張り出したところを越えたり岩場を下りたりと、登山気分も味わえる。

 ファミリーからソロまで、幅広い年齢層の人が楽しむことができるコースである。

 ただし、登山道には大岩のロープ場といった注意が必要な箇所があるので、滑らないように慎重に下りよう。

足をかける窪みはあるものの急勾配なので、ロープを使って慎重に下りよう(撮影:金子美也子)
随所にある道標は必ず確認しよう(撮影:金子美也子)

 分岐には道標が整備されているので迷うことはないが、寺社名や地名が多いので向かう方向を間違わないように注意しよう。