■収納袋が必要ない構造は便利!

座面自体が収納袋になる。ベルクロテープで止めて持ち運べる

 感心したのが、座面自体が収納袋になる構造。座面裏にメッシュポケットがあり、脚を畳んで入れて丸めれば収納袋は必要ありません。

 これなら収納袋がなくなる心配がありませんし、泥で汚れた足のゴムキャップ部分を気にせず収納することができます。

送電線を通すために伐採された眺めの良い場所。椅子さえあれば、どんな場所でも快適に休憩できます

    山用に設計されたチェアは軽量化するために座面が狭いチェアが多いのですが、これは座面が広く、とても座りやすいと感じました。構造的にフレームがしなり、座り心地が柔らかいのも特徴です。

 さらに座りやすくする裏技として、携帯座布団を座面に足せば、より快適になります。

ちょっとした裏技。折り畳みチェアに携帯座布団を足すと格段に座り心地が改善します!

■まずまず軽い。耐久性はまだ不明

座面とフレームの接続部分。見た感じでは同タイプのチェアに採用されている造り

 低価格帯のチェアですが、重量はペットボトル1本分と同等の500gほどと、同タイプのチェアの中でも軽量な方です。耐久性については、まだ購入したばかりでなんとも言えません。しかし、重い分しっかりとしている印象です。

 私の場合は、休憩が短い時は山岳用の軽量チェア、のんびりしたい時や荷物の重さを気にしない時は、このKVASSのチェアを使い分けています。

 動画でも説明していますので、ぜひご覧ください。