【画像20枚】ずーっと桜! 満開の時期の「光城山&長峰山」ルートの様子をチェック

■混雑を避けたいなら、お隣の長峰山へ。時間帯は午前中か夕方がおすすめ

光城山山頂からは、お隣の長峰山まで40分ほどで縦走することも可能です

 こちらは光城山に比べると知名度は劣りますが、山頂に約15mもの大きな展望台があり、四季を通じて安曇野の景色を堪能できる絶景ポイントになっています。

長峰山山頂のモニュメント

 こちらの山頂周辺にも桜がたくさん植えられており、光城山の混雑を避けて、こちらでゆっくりお花見をするのも賢い選択肢だと思います。

 桜の時期が終わっても、水が張られた安曇野一面の田んぼが光り輝く景色は超一級品。東側に聖山、四阿山なども眺められますが、安曇野とアルプス方面が順光で綺麗に見られる午前中、もしくはシルエットになる夕方の時間帯に訪れるのがおすすめです。

長峰山の桜と北アルプスの組み合わせは、光城山とはまた違った趣

 ちなみに、この2峰は安曇野市の東側に位置していることから、まとめて「ひがし山」と呼ばれることもあるそうで、観光情報センターでガイドマップも配布されています(安曇野市のホームページからPDFをダウンロードすることも可能)。

■見頃の時期は、駐車スペースに要注意

満車の時は周辺の路上での空き待ちや路上駐車は厳禁です

 光城山と長峰山は、駐車スペースは限られますが、どちらも山頂まで車で上がれるのもポイントです。

 登山口にも無料駐車スペース(77台分)やトイレが完備されていますが、桜が見頃の時期は満車になりやすいので注意が必要。周辺は住宅街なので、駐車場の空き待ちは禁止。桜の時期の週末は混雑必至なので、JR篠ノ井線など、公共交通機関を利用するように心がけましょう。

温泉が待ち受ける長峰山登山口はもうすぐそこ

 光城山から長峰山をぐるっと縦走すると、約3時間のちょうど良いハイキングコースになります。下山後は、長峰山の登山口にある市営長峰荘で汗を流してから帰るプランがおすすめです。

 また、秋の紅葉時期の美しさも見逃せません。朝霧が眼下を埋める晩秋や初冬も素晴らしいので、春だけでなく、季節を変えて何度も訪れていただきたい名低山です。

遠くから眺めても、登山口から山頂まで続く光城山の桜の回廊はひと目でわかります