■「冬キャンするなら冬専用タイヤが必要です」

夜明けから降り始めた雪は、昼すぎまでにはこの積もりっぷり。雪不足と言われる今シーズン、群馬の水上エリアはかなりオススメ

 「冬季のお客さんには必ず、冬専用タイヤにしてもらうようお願いしています」と話すのは、ちばむら代表の野村忍さん。「インター近辺が晴れ予報でも、夏用タイヤではNGです」と念を押しているとのこと。

いそいそと雪中キャンプの準備を開始する編集部モリヤン

 それほど雪国の天候は気まぐれで、「インターから近いから夏タイヤで大丈夫かな」というのは絶対NGなのだ。静けさを求め雪の降るスノーフィールドを目指すなら、冬専用タイヤを履いてこそ存分に満喫できるのは間違いない。

 また、最近話題のオールシーズンタイヤも気になるところ。そう何度も雪山へは行かないという人や、スタッドレスタイヤへの交換に抵抗を感じる場合には、積極的に考えたい。シーズンを通して都市部からどのぐらいスノーフィールドにアプローチするか、自分のライフスタイルに合わせて選択するのがよいといえる。

冬キャンでしか味わえない凛とした白銀の世界観もスタッドレス装着車なら安心

 とかく耐用年数が気になるスタッドレスタイヤだが、安定した性能が長く続くロングライフ性能にもこだわった「アイスナビ カーゴ」は、旧モデルに比べ約50%もの耐久性を確保。性能とコスパのバランスの高さも支持を集める理由なのだろう。

■家に無事着くまでが冬キャンです

アイスバーンの下りでも安定した挙動を見せるモリヤン号。冬用タイヤといえど丁寧な運転は必須

 ビジネス向け定番スタッドレスタイヤのもうひとつの大きな魅力は耐久性の高さ。派手さはないが骨太な性能とキラリと光る堅実さがある。冬キャンパーやバンライファーにとって間違いのない、性能・コスパとも納得感のある選択と言えるだろう。

 しかし、冬用タイヤを履いているからといえど、雪道での走行にはもちろん慎重さが必要。急加速・急減速・急ハンドルを避けた安全運転で、寒い冬にしか味わえないスノーアクティビティを満喫したい。

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