■圧倒的な火力が魅力! 「トヨトミ KR-47A」
2台で満足すればよかったのだが、パワーのある大型に惹かれるという「沼」にはまった筆者。3つ目のストーブとして、「トヨトミ KR-47A」をセレクト。
下段が遠赤外線でとても暖かく、上段では下段で燃え切らなかった臭いの元を燃やしきる。この燃焼方式で、圧倒的に暖かく臭いが少ない。火力の調整もしやすい。
レトロなデザインも気に入っており、暖房出力4.7kWで冬キャンでも怖いものなしだ。しかし、重量12kgはやはり重い。ここに7Lの灯油が入ると、女性の手では運べない。大容量タンクに惹かれたのは、追加灯油をポリタンクで別持参するのを避けるためだったのに、結局空にしたストーブとポリタンクを持参している。やはりコンパクトさは大切だと痛感。
ストーブバックは純正のものではなく、ANOBAのものを購入。持ち手が使いやすいのと、ポケットが便利。また、ストーブを出した後にゴミ箱として使用できるデザインになっている点もお気に入り。
価格/4万2900円(税込)
サイズ/474 x 474 x 560.5(h)
重量/約12kg
油タンク容量/7.0L
燃焼継続時間/15.2~19.1時間
暖房出力/4.7kW~3.76kW
URL https://www.toyotomi.jp/products/heating/convection/double-clean-kr/kr-47a-2
URL https://www.anoba.camp/products/black-edition-stove-dust-bag-big
■自分に合ったストーブで冬キャンプを楽しもう
3つのストーブを使った結果、最初の一台やコスパ重視な方へはアルパカストーブをお勧めする。コンパクトで暖かいうえに、電池点火方式をお求めの方にはスノーピークがお勧めだ。より火力を求め、キャンプ場だけでなく、家でも普段使いしたい方はトヨトミを楽しんでもらいたい。
ただし、使用の際には一酸化炭素中毒の予防が必須だ。定期的な換気に加えて、一酸化炭素チェッカーを使用するなどの対策で、安全な冬キャンプを楽しんでもらいたい。