■ダイソーのダッチオーブンで調理してみた
下準備が終わったら、早速ダイソーのダッチオーブンを使って自宅のガスコンロで調理してみた。
ここで注意したいのが、バーナーの形状である。ダッチオーブンから輻射熱が発生するので、「一体型」バーナーでの使用は禁止だ。筆者は自宅のガスコンロを使って調理した。
■炊飯してみた
レシピ:米1合、水200ml
実際にダイソーのダッチオーブンでご飯を炊いてみた。
強火で沸騰するまで加熱し、沸騰したら蓋をして12分炊飯する。炊き上がったあと、15分ほど余熱で蒸らす。ダイソーのダッチオーブンでは米1合、茶碗2杯分のご飯が炊けた。
ユニフレームのダッチオーブンでも、同様にご飯を炊いてみた。
今回は米5合を炊いたが、最大で7合くらいまで炊けそうだ。やはり容量が大きい分、多くの量を一度に作ることができるため、家族や友人とのキャンプにはこちらが向いていそうだ。
ただ、1人分であればダイソーのダッチオーブンでも十分おいしく炊くことができた。
■ポトフをつくってみた
次にポトフをつくってみた。大根は1.5cm角、たまねぎ1個はざっくりと4等分に切り、プチトマトは丸ごと入れてみる。
レシピ:大根5cm、たまねぎ中1個、ソーセージ4本、プチトマト2個、固形コンソメ1個、水200ml、醤油・胡椒少々
この材料で、汁椀2杯分のポトフが出来上がった。
わずか15分ほどで、野菜トロトロのポトフが出来上がった。通常の鍋で作るよりも短時間で野菜がトロけてくれるのは嬉しい。火をとめている間も余熱でさらに火が通るのでエネルギーの節約にもなる。
2人分の量だと途中吹きこぼれやすいので、沸騰したら蓋を少し開けて弱火にしよう。またスープをかき混ぜるには、菜箸か柄が長いスプーンがおすすめ。お玉だと鍋に入らない。それでも、小さいからと言って万能鍋としての性能が明らかに劣るわけではなさそうだ。
一方、10インチのユニフレームのダッチオーブンでは、味噌味の猪汁を作ってみた。火が通るまで加熱して、たっぷりと約7〜8人分の量が出来上がり、かたい猪の肉も柔らかく仕上がった。