■秘密基地のようなカプセルルーム
宿泊場所となるカプセルルームだが、2段ベッドのように分かれている。2段目にはハシゴを使って上るところが、個人的には童心に帰ったような感じでワクワクするのではないかと思う。
カプセル内は思ったよりも広々。人一人がぎりぎり寝られるぐらいの広さを想像していたので驚いた。大人一人が手足を余裕でのばせ、天井もかなり余裕のあるつくりで、頭をぶつけるということはまったくなかったらしい。
カプセルルーム内には、寝具、鍵付きロッカー、一人なら十分なサイズの24型液晶テレビ、など必要なものがそろっている。マットレスはSmart Stay SHIZUKUオリジナルで、体圧分散にすぐれており、寝そべったときに適度に沈み込みがあり、寝心地が良い。快適な睡眠は旅の重要なポイントだ。
手に届く範囲に必要なものがある便利さ。そして、コンパクトなカプセルの中というのは、秘密基地で過ごすようなワクワク感がある。広い部屋にはない不思議な魅力があるのだ。
キャンプでテントに泊まっているときの高揚感、あるいは子どもの頃に押入れの中で遊んだワクワク感、そういった感覚に近いだろうか。
気になる音だが入口がロールスクリーンなので、完全防音というわけにはいかないが、想像していたよりも静かだった。まわりも全て一人部屋なので、話し声が聞こえないというのが一因かもしれない。
ただ、やはり完全防音ではないので気になる方は、イヤーマフやイヤホン等を持っていくと安心だろう。