■効果的なゴミの管理とは?
キャンプ場に到着したら、まずゴミ収集場所を確認しよう。ホームページに掲載されたキャンプ場ルールも適宜変更されており、変わっている可能性もある。実際に確認し適切に対応しよう。
筆者がおすすめする具体的なゴミの管理方法を紹介しよう。
●その1. ゴミ袋の配置
テーブル横に分別するゴミ袋を取り付けることにより、調理中の生ごみや使い終わった容器などを確実に処理できる。
●その2. 密封容器の使用
食べ残しや調理済みの食材を入れる密封容器を持参し、余分なゴミを出さないように心がけよう。
●その3. 野生動物からゴミを守る
野生動物の被害にあわないよう、ゴミを捨てる際はゴミ箱の蓋を閉じたり、ゴミ袋の口はきちんと締めて、車の中やテントの中に保管しよう。また、生ごみを処理する際は水分が漏れないように処理すること。ゴミの水分からでる臭いが野生動物を誘引する可能性もあるので要注意。
これらの対策を実践することで、ゴミの管理と野生動物への配慮を両立させキャンプをより快適で安全なものにできるのだ
■快適なキャンプはSDGsなアクティビティ!
環境保護と持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するために、キャンプでのゴミ分別と管理は重要な役割を果たす。ゴミを分別し、適切に処理することは自然環境を守り、野生動物を守るだけでなく地球全体を守ることへつながる。
持続可能なアウトドア活動を通じて、我々一人ひとりが環境への配慮を実践する。ゴミを管理することは地球に暮らす我々自身と、将来の世代のための投資と考えゴミを適切に管理できるキャンパーを目指そう!