●おすすめ3 運転中の腰当にも丁度よい、快眠できる枕

ペットボトルサイズに丸めることができる枕。肌触りの良い生地も◯(撮影:酒井 天里)

 快適な睡眠に必要なのが「枕」。筆者は荷物にあまり制限のないキャンプなどでは、使わない時は丸めるとペットボトルサイズになる、アウトドア用の枕を必ず持って行っている。使う時は広げて少し待つと、中のウレタンフォームが膨らんでくれる。

 アウトドア用の枕のよい点は他の道具同様にコンパクトに収納できることと、サイズ感が運転中の腰当に丁度よいところだ。

 気になる点は小さめなので、寝返りを打つと枕から落ちてしまう。収納性を多少犠牲にすれば、大きいサイズもあるが、その辺はサイズ選びも難しい。

【THERAM-A-REST コンプレッシブルピローシンチ 】
使用サイズ:28×38×13cm(S)
収納サイズ:24×15×10cm(S)
価格:4,950円(税込)

URL:コンプレッシブルピローシンチ

●おすすめ4 車内を優しく照らしてくれるミニマムランタン

テント内を明るく照らせる光量があれば、車内でも必要十分だ(撮影:酒井 天里)

 ジムニーの車内はソロテントのサイズ感とあまり変わらないため、キャンプやテント泊で使用しているアウトドア用の「ランタン」があれば、必要十分な光量で車内を照らしてくれる。

 アウトドア用のランタンのよい点は、必要に応じて手持ちライトとしても使いやすい軽量コンパクトなサイズ感と、ジムニーに似合う無骨な雰囲気だ。

ジムニーの車内は鉄板がむき出しなのでマグネットを付けることも可能(撮影:酒井 天里)

 ランタンに関しては気になる点は特にないのだが、しいてあげるとすればジムニーの車内に丁度良く吊るす場所がないのが気になる。筆者は100円ショップに売っているフック付きのマグネットを使用して吊るしている。

【GOAL ZERO ライトハウスマイクロフラッシュ】
サイズ:93×37.75mm
光量:10~150ルーメン(調光機能付)
連続使用時間:7~170時間
価格:5280円(税込)

URL:ライトハウスマイクロフラッシュ

■テント泊に慣れている人にとっては快適な、ジムニー車中泊

筆者のジムニーの車中泊時の車内の様子(撮影:酒井 天里)

 人によっては家と同レベルの快適性を車中泊に求めるかもしれないが、アウトドア好きでキャンプに慣れている人であれば、テントより少し快適性が高いレベルでも満足できるはず。

 登山・キャンプ道具を使用する車中泊であれば、新たに道具を買い足す必要がないので、経済的で余分なスペースも取らない。車中泊に求める快適性をある程度のレベルで許容できる人にとっては、最良の選択かもしれない。