■2023年は各地で記録的な猛暑

 新型コロナウィルスが5類に移行され、4年ぶりに規制のない夏。久しぶりに遠出をした方も多いだろう。しかし、2023年は全国的に猛暑。熱中症警戒アラートは毎日のように出た。残暑もまだまだ厳しい。ドライブや車中泊に暑さ対策は必須だ。

 今回は、そんな車内の暑さ対策に有効な「Smaly(スマリー)レトロ調 充電式 ポータブルミニクーラー」を使用した感想をまとめてみた。暑さ対策にいかがだろうか?

■かわいいけれど機能的! Smaly レトロ調 充電式 ポータブルミニクーラー

使い方もとてもシンプル(撮影:田奈 真知)

 こちらのSmaly レトロ調 充電式 ポータブルミニクーラー(以下ミニクーラー)は、近所のドンキホーテでみつけたもので、コロンとしたフォルムとやさしい色合いに昭和レトロ感がありかわいい。元々求めやすい価格が更に値下げされ、1300円程度の「驚安」になっていたので即購入した。ちなみに、購入時は、ブランド名はJENICAだったが、その後、Smalyに変更となった。

 ほぼ見た目と安さで購入したが、これがなかなかの優れもの。「持ち運べる涼しさ」のキャッチコピー通り、携行性に優れたミニクーラーで車内で使用するのにピッタリなポイントがたくさんあり驚いた。

■水冷式だからすぐに涼しい 氷でさらにCool

水と氷を入れて使用する(撮影:田奈 真知)

 ミニクーラーの基本的な冷風を作り出す仕組みについて、まず上部にある蓋を開けると中に空洞がある。その中に水を入れ、蓋を閉めてスイッチオン。扇風機やサーキュレーターよりもひんやりとした風が吹き出てくる。

 水が蒸発する際に送風される空気から気化熱を奪うことで、通常の風よりも涼しく感じる。「打ち水効果」と同じでエアコンの風とはまたちがう自然の風に近い。水の中に凍った保冷剤を入れるとより涼しくなる。水だけを入れて加湿器代わりにすることもできる。