■温泉宿で味わえる絶品料理と日本酒の至福のペアリングに酔う
料理にペアリングされた日本酒は、どれもとっても飲みやすく、料理にもピッタリの組み合わせでした。その内いくつかの料理と日本酒のペアリングをご紹介していきましょう。
角進温泉「ホテル角進」からニシンの山椒漬け(写真左)。松之山温泉「ひなの宿 ちとせ」からは妻有ポークを“温泉調理”した「湯治豚」(写真中央)。そして鵜の浜温泉「美味海食汐彩の湯 みかく」は黒バイガイの旨煮(写真右)。鶴の友 上白は、先付や八寸に出てくる味の濃い料理にとっても合います。
鵜の浜温泉「美味海食汐彩の湯 みかく」の のどぐろの塩焼き。日本海の のどぐろは、適度に脂ものっていて身が柔らかくホクホク。REGULUS(レグルス)は、白身に合ったスッキリと飲みやすい味わい。
清津峡の「ホテルせとぐち」からは、「山肉囲炉裏焼き」という猪肉(写真上左)と熊肉(写真上中)と鹿肉(写真上右)の料理が。睡夢 ふくろうは、力強いジビエの肉にも負けない芳醇な香りと味わいをワイングラスで愉しむという趣向も。私、熊肉を初めて食べました!
コシヒカリのご飯と新潟各地の温泉郷がある土地の名物料理を組み合わせた「ご飯のお供」。旅館の朝食をイメージした素敵な籠盛りで提供され、素朴ながらも滋味深い味わいでした。
最後は、新潟県観光協会の櫻田 哲也課長からの「にいがた お宿のガストロノミー」への意気込みで閉会。メディアや旅行会社、インフルエンサーなど多数が参加したイベントは大盛況の内に幕を閉じました。
豊かな自然を満喫し、温泉に浸かり美食と美酒も堪能しながら、食文化を通じて新潟を楽しむ。そんな新潟の旅を体験してみるのはいかがでしょうか。