■【つがいけマウンテンリゾート】広大な高層湿地を散策できる「栂池自然園」
つがいけマウンテンリゾートの山麓からゴンドラとロープウェイを乗り継いでアクセスする「栂池自然園」は、中部山岳国立公園に含まれる自然豊かな環境。標高1,900mにもなる高所に日本に有数の高層湿原が広がり、約5.5kmの遊歩道を周遊しながら希少な植物を観察できる。
整備された木道を歩きながら点在する複数の湿原をめぐることができ、天気の良い日は湿原の向こうに白馬三山などの後立山連峰の山並みを見ることができる。自然園の最奥にある展望湿原まで行けば、白馬岳の大雪渓をより近くから見ることができる。奥まで行かず、入場口から近い「みずばしょう湿原」や「わたすげ湿原」を周遊するだけでも自然景観を十分楽しめる。
高山植物の宝庫である園内は、雪解け時期のミズバショウの群生からはじまり、初夏に向かってチングルマやニッコウキスゲなど多種多様な花がリレーをするように次々と咲いていく。秋の気配が近づくと、木道の周囲に草紅葉が広がり、10月初旬は周囲の木々が色づく紅葉の最盛期だ。
■屋内レジャーが豊富な「ビジターセンター」
栂池自然園の入場口の手前にたつ「ビジターセンター」は、自然園の自然についてより深く学べるうえ、屋内レジャーも楽しめる施設。タッチパネルを使ってクイズ形式で植物や動物について知ることができるコーナーや、園内の風景を背景に写真を撮れる「フォトスポット」など、遊び感覚で自然園のことを知れるのが楽しい。
また、自然園の自然を映し出した場所でスラックラインを楽しんだり、ボルダリングを体験したり、アクティブな遊びも体験できる。天候が悪くても楽しく過ごせる設備が豊富なうれしい環境だ。
■ゴンドラリフト&ロープウェイの空中散歩でも絶景を楽しめる
栂池自然園は、つがいけマウンテンリゾートの山麓から栂池ゴンドラリフト「イヴ」で20分、さらに栂池ロープウェイを乗り継いで5分の長い空中散歩を楽しめる。天候に恵まれると、ゴンドラの搬器の中から北アルプスを一望でき、特にゴンドラの26番目の支柱からの眺めが見事だ。絶好のフォトスポットでもあるので支柱を数えながら絶景を写真に収めよう。
■個性あふれる「白馬バレー」の絶景スポットをめぐろう
ダイナミックな山岳景観が広がる「白馬バレー」は白馬三山だけでもリゾートごとに見え方が変わり、季節によってもさまざまな景観を楽しめる。それぞれのリゾートのとっておきのロケーションとともに、こだわりグルメや遊びも満喫し、「白馬バレー」の自然をたっぷり体感していこう。