■オシャレな「とんぼ玉みくじ」にロックオン!
ご利益は国や社会の平穏安寧、厄除け、そして五穀豊穣など、諸願成就。要はザックリ、なんでもお願いできる、懐の大きい神社なのである。
難波といえば、商人の町。ということで、摂社の稲荷神社は特に「博労(ばくろう)町のおいなりさん」として大人気だ。見よ、この幟の数!
さて、いざおみくじを引きに社務所へ。気のせいか、オシャレな立地だけに、おみくじもオシャレに見えてくる。定番のおみくじまで、ブラックでスタイリッシュだ。
真ん中の「とんぼ玉みくじ」にロックオン。これは欲しい!
とってもかわいいバラ(多分、きっと!)のとんぼ玉が入っていました。
ふふふ、バラとは……。パンがなければケーキを食べればいいのね、オスカール!!
ヘンなテンションになりながら、同封されたおみくじを見ると「大吉」。
オホホホ、当然よね。私は気高く咲くバラ! と読み進めると、最後の行にピシャリ。
「少しでも我儘の気を起して色や酒に溺れるな」
ゴフッ……。
色はともかく確かに酒は増えてます。猛暑でビールがうまかったんです。猛暑のせいなんです。秋は大丈夫です。溺れないよう気をつけます!
ぶつぶつ言いながらおみくじを見終わり顔を上げると、社務所の窓に注意書きがあるのに気がついた。
獅子の舞台で有名な「難波八阪神社」と頻繁にまちがえられるのだろう。同じ「難波」が付く神社だものなあ。
行かれる方、どちらの神社も趣があるし、距離的にはさほど遠くない。ぜひ上手にスケジュールを立てて、両方訪れるのがオススメだ!
こちらの難波神社は、お参りのあと心斎橋をそぞろ歩くのも楽しい。そういう意味では「街全体」を愛でるきっかけになるパワースポットだ。
ただし、冒頭に記したが、もう一度書いておこう。行きに誘惑に負けてあちこち寄ってはならない。日が暮れる。浮かれモードは帰りに取っておこう。