■おすすめ防犯グッズ3&4 ロングウォレット(110円)・パスポートケース(110円)

 普段、ブランド財布を持っている人も多いが、治安のよくない国にそのまま持っていくことは避けたほうがベター。

 旅行中は、お土産を買ったり食べ歩きをしたり、何かと財布を開く機会が多いもの。ひと目で「お金を持っている」とわかる財布は、どうしても目立ってしまい、スリやぼったくりに遭う可能性が高まる。

 そこで検討したいのがロングウォレット。スウェット生地でやわらかく、薄手なので折りたたむこともできる。また、L字ファスナーなので開閉がスムーズで、中に仕切りもある。

横長なので紙幣も折らずにさっと入れられる。ただ、L字に開くので貨幣が落ちないように注意(撮影:佐野葉月)

 筆者は海外旅行の際はメインの財布に加え、サブ財布を2〜3つほど持っていき、現金やカードを分散させて保管している。

 また、「ダミー用」という3000円程度入れた財布も1つ持っておき、万が一トラブルに巻き込まれた際も、その財布を出して犯人を納得させるようにしている。

ダイソーの「パスポートケース」はファスナーの開閉がスムーズで大きく開くため、サブ財布として使いやすい。(撮影:佐野葉月)
パスポートケースも中に仕切りがあるため、カードも入れられる(撮影:佐野葉月)

■おすすめ防犯グッズその5 ワイヤーロック 45cm(110円)

 ケニアに滞在した際、別の部屋に泊まった友人が、室内にあったスーツケースを丸ごと盗まれたことがあり、それ以来ワイヤーロックを使用している。

 このワイヤーでスーツケースと大型家具や柱などを繋ぎ、持ち運べないようにする。まさかホテルの室内でスーツケースのような大きなものは盗られないだろうという油断は禁物だ。

外出時は、ワイヤーロックを使い、家具とスーツケースを繋いでおく(撮影:佐野葉月)

 また外では、スーツケースから目を離さないようにするのはもっともだが、空港内でお手洗いなど、ほんの少しの間席から離れたい時もある。そんな時でもこちらを使って、待合室の椅子と繋げておくことができる。

空港内で少し席を外したいときにも便利(撮影:佐野葉月)

 他にもこんな便利なグッズがあるので簡単に紹介したい。