そんな「みちのく潮風トレイル」の中でも、ぜひ挑戦してほしい短めの区間が青森県八戸市の海沿いの道。とても歩きやすく整備されているので、初心者でも海と陸地が織りなす絶景を楽しむことができるだろう。

 スタートは「みちのく潮風トレイル」の起点碑(トレイルヘッド)がある蕪島(かぶしま)から。ゴールには、白い砂浜が延々と続く大須賀海岸と白浜海水浴場までの約7km、あるいは、緑の芝生が気持ちいい種差海岸までの区間およそ10kmを、まずはおすすめしたい。それぞれにJR八戸線の駅があるから、公共交通機関を利用できることも嬉しい。時刻をしっかり調べて、熱中症対策とともに備えを万全にしていこう。

 蕪島神社でのお詣りも、石の浜にびっしりと干された昆布も、登山靴で歩く砂浜も、思わず寝転がってしまう芝生も、岩礁に打ち寄せる力強い白波も、目にする光景はどれも忘れがたい夏の思い出となるはずだ。

<低山トラベラー厳選。八戸市周辺の立ち寄るべきスポット>
・【駐車場】蕪島駐車場は無料。トイレあり
・【絶景①】太平洋の大海原に突き出す葦毛崎展望台の姿は、まるで西洋の砦のよう
・【絶景②】2km以上も続く砂浜の壮観な眺めと「鳴砂」が素晴らしい大須賀海岸
・【絶景③】松林を縫うように歩く遊歩道が気持ちいい淀の松原。海側の岩礁も見事
・【絶景④】どこまでも広がる芝生が見事な種差海岸
・【ファン必見】東山魁夷の作品「道」のモチーフとなった県道1号
・【寄り道】立ち寄り湯なら「野馬の湯」、朝ごはんなら「八食センター」
・【追いハイク】歩き足りない場合は、その先の「大久喜駅」以降も計画可能