■これを表現するなら「伝統と革新の融合」
●自由に使えるくつろぎの空間がいっぱい
エントランスを入ってフロントの前には……ありました! TAOYAブランドの宿ではおなじみ? の「暖炉ラウンジ」。
これには、暖炉の炎の側でくつろいだり、囲んでみんなが集い語らったりできるように。という思いからなんだとか。 たしかにお大きな家の暖炉とかキャンプファイヤーとか、炎の側って温かみやくつろぎのイメージがありますね。
そして TAOYAのセールスポイントのひとつ「オールインクルーシブ」。 暖炉ラウンジ側のドリンクバーは圧巻のスケールです。 ソフトドリンクだけではなく、もちろん生ビールをはじめとしたアルコール類やお菓子にアイスキャンディーなども。
ナッツ類とともに 銘菓くるみゆべし もありました。
ドリンクバーの近くには、ゆったりくつろげるスペースも多数。 日本庭園を眺めながらコーヒーやお酒が楽しめます。
こちらの伝統工芸とモダンファニュチャーを融合したような箪笥の中には、全6種類(大人用4種、子ども用2種)の浴衣があり、好きな柄を選べます。また、大きな姿見鏡には身長別に適したサイズが判るメジャーが記されていて、さりげなくもきめ細かい気配りも!
館内は廊下やエレベーターなど、いたるところがクラシカルで画になります。
●大浴場はさすが元老舗旅館の底力
大浴場は「滝の音」と「風の音」の2つがあります。 どちらもそれぞれに特徴のあるとっても素敵なものでした。
まずは「滝の音」から。
滝の音に面した庭園には滝が流れています! 内湯からは滝の流れを正面に見ることができますし、露天風呂では滝の音を聴きながらお湯に使っていると、マイナスイオンを浴びているような感じにもなります。「良い庭園は自然を限られた空間に凝縮する」と言いますが、これは秋保の名勝「秋保大滝」にちなんでなのでしょうか? とくに夜はライトアップされていっそう雰囲気があるようですよ。
続いて「風の音」。
内湯は「開放感&木の温もり」を感じられる造りで、他では味わえない風情が。 そして露天風呂へは、小川の流れる橋を渡って行くというこれまた趣のある演出。 こちらもまた木を活かした造りとなっています。風の音を聴きながら湯に浸かれば、癒やしの時を過ごせそう。
滝の音と風の音は、時間による男女入れ替え制となっているそうなので、滞在中に両方を堪能するのがおすすめです。
そして、これまたTAOYAブランドの素敵なところは、設置してあるシャワーヘッドが、全てミラブルやRefaだったり、ドレッサーのドライヤーがダイソン製なのです! CMやテレショップなどで気になって、「買って使ってみたいけどお高いのよねぇ。。」な製品ですが、こちらで試してみればよし! 嬉しいポイントです。
また温泉宿にはつきもののマッサージ機。 こちらも近未来なデザインの新鋭機が多数あり、しかもなんと無料でした。普通は100円とか入れて稼動なのにね。