2:パックラフト or SUP×サウナ

 空気注入式のボート(パックラフト)やボード(SUP)は、まさに夏を代表するアクテビティだ。でも実際の夏の川は鮎釣り師が多いので、「川を下る」という行為自体に気をつかう場面が多い。とはいえ、流れのない場所で「川に浮かぶ」だけだとすぐ飽きるしなぁ……って時にテントサウナがあると、その川に浮かぶ行為自体が最高のととのいアクティビティとなるのだ。

 通常、外気浴はリクライニングチェアなどで寝そべるものだが、その代わりにパックラフトやSUPを流れのない川に浮かべて寝そべれば、とてつもなく心地いい浮遊感に包まれながらととのうことができる。これは一度やると病みつきになるし、夏ならではの楽しみの一つだ。

体も心もふわふわと。見上げた先には木々の緑と青空が……シアワセ

3:川遊び×サウナ

 子どもは川ではヨシノボリなどの小魚を追いかけたり、岩から飛び込んだりと、とにかく夢中になって遊ぶ。気づいた時には唇を紫色にしながら体をガタガタ振るわせて、それでも遊ぶのをやめない愛すべき生き物だ。

 ただそのまま放っておくと、低体温症になってしまう危険がある。昔の川ガキたちは太陽熱を溜め込んだ大きな岩に抱きついて暖を取ったものだが、今ではそれをテントサウナで代用できてしまう時代である。未発達な子どもは川遊び途中で暖を取る程度にし、大人はテントサウナの窓から子ども達を見守りながらのサウナタイム。まさに一石二鳥である(笑)。

子どもたちは無限に遊び、大人たちも無限にととのう。これぞ夏の川サウナ