■夏の川の注意点
アクティビティと川サウナを連動させると、夏ならではの時間を過ごすことができる。一方で、野外でのことなので(しかも危険度が高い川)リスク管理が必要なことをしっかり認識しておこう。
まず、川で遊ぶ時に絶対なのは「ライフジャケットを着用」すること。大人だろうと子どもだろうと、着用せずには夏の川で遊ぶ資格はないと知るべし。一見穏やかに見える川でも、溺れる危険はある。特に子どもは音もなく静かに溺れていくことが多いので、大人は決して目を離してはいけない。あとは怪我や熱中症、虫被害に対する応急セットも必ず持参し、万一の時用に近隣の救急病院を調べておくことも忘れてはならない。
天候による危険も多い。ゲリラ豪雨の時や、雷の音がした時は即座に撤退すること。強風時にはテントサウナが動いてストーブが転倒するなどの危険もある。当然、テントサウナ自体も正しい使い方をしないと怪我や火傷、一酸化炭素中毒の危険があることもしっかり知って対策しておくべし。
あとはマナーとして、ゴミは必ず持ち帰り(むしろ来た時よりも綺麗に)、近隣住民に迷惑になる駐車や騒音は絶対にしないこと。基本的すぎることだが、この部分を守れない人がいまだに多い。
このようなリスク管理とマナー遵守ができて、はじめて楽しむことができるのが夏の川サウナだ。それらを頭に入れたうえで、今年は最高の“サマーととのい”を満喫してもらいたい。