2023年度の光岳小屋営業についてお問い合わせいただいておりますが、県の許可が出ないので、まだなにもお知らせできません。そろそろかな。

 山小屋の仕事って勢いが大事だと思うのですが、こうも「待った!」がかかると…… よい気までもっていかれそう。気を取り直して、シーズンはじめの体力づくりに撮影の歩荷で六甲山にきています。こういうときは歩いて考えるが吉。

 以上、まだお知らせできない、というお知らせでした。

仕事とはいえちゃっかり山頂では記念写真を撮ります

■ 睡眠を愛する私の睡眠に対する思い

ニュージーランドのハットでは、マットレスのみが用意されたベッドが提供される。各自寝袋の持参が必要だ

 大の字になって寝たい。万歳だってして身体を伸ばしたい。気兼ねなく寝返りを打ちたい! そんな私の睡眠欲を山の上でも満たしてくれる寝具セットを準備した昨年。自分が寝るわけではないが、お客さんにはゆっくり休んでほしい。というか、寝るのが大好きな私なので、こうだったらいいな、を思いっきり詰め込みました。心や体にちょっとの余裕があると、なお山登りを楽しめると思うんですよね。

 光岳は毎年のように降水量が多く、夏の3週間ほどは干しておいた手ぬぐいすらもカビるほど。想像していた以上にじめっとしていて「雨季なのか?」と思うほどです。

 そんな小屋なので、とてもお布団は用意できません。ふかふかのお布団で寝て、ゆっくり疲れをとってほしいけど……さてどうしたものか? 直接拭ける防水シーツを探していたが、なかなか思うようなものがない。体育館のような生地は丈夫だけどゴアゴアするものばかり。特注するとなると値段が張ってしまう。ある程度丈夫で肌触りがよく、防水の生地を見つけたい。