■とうとう理想のマットレスを見つけた

マットレスを入れた2階はこんな感じ。天井が高く、開放感は抜群だが、通し柱に悩まされた

 病院や介護の現場には、どんな工夫があるのだろう?  結構ハードに使いそうだから、山小屋でも使えるアイディアがあるのでは? と考えていたところ、力を貸してくれたのは金物屋さんを営む高橋くんのお父さんである。防水生地やマットレスなどの相談に乗ってくれただけでなく、高橋くんの祖母が入院していたので、病院ではどんなマットレスを使っているのか看護師さんに聞いてくれたのだ。

 教えてもらったマットレスを、早速ネットで検索。病院や介護の現場で使っているものならば、ある程度は丈夫に違いない。それが、モルテンのマットレスだった。バスケ部だった私は、モルテンといえばボールメーカーのイメージを持っていたが、マットレスまで出しているとは。

 とうとう念願叶って幅100cm、長さ200cmと、大柄な外国人の方が来ても安心なサイズのマットレスを手に入れた。これが昨年の山小屋で一番高い買い物となった。 

■どうなる、2023年

頭を強打するのでヘルメット必須。秋、脳震盪になり大変だった掃除風景

 毎日の掃除は、バッテリー式の掃除機と雑巾を使って行った。マットレスはアルコールで消毒。困ったことに、あまりにも寝心地がよいため、寝袋に入らず短パン半袖でそのまま寝る方が続出。拭いても拭いても、皮脂油が取れず悩ましいという問題が発生した。頭周りも然り。中性洗剤などいろいろ試してみたけれど、お手上げであった。

 コロナ対策をしなければ営業ができないとお達しが出ていた昨年は、静岡県の感染症対策ガイドラインにそって営業方針を決めた。今年は寝袋などの寝具は小屋で用意したいけど、最新のガイドラインは昨年とあまり変わらないから、昨年同様にシュラフはお客さまに持参をお願いすることになりそうだ。もちろん用意もあるが、消毒などの一手間があるため、シュラフレンタルは有料とする。寝袋1枚だけでは寒い夜もあったので、今年はレンタル毛布も用意する予定だ。