■カヤックフィッシングでの注意点

天候がよく、波が穏やかな場所であれば初心者でも簡単にエントリーできる(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 カヤックフィッシングは天候に大きく左右される遊びである。そのため、前日の天気、風、波予報は欠かさずにチェックすることが重要。決して無理をせず、天候は晴れ、風速2m/s以内、波の高さ1m以内といった海況の良い日を選ぶことで、転覆のリスクを大きく軽減できる。

 また、カヤックは横波に対してバランスを崩しやすいため、釣りをするときはカヤックの先端を波に対して直角に向けておく必要がある。シーアンカーを使うとそのポジションが取りやすいため、転覆のリスクを低減する意味でも購入しておくのがおすすめ。

パドルはコードでカヤックとつなげておくことで、落下による紛失を防ぐことができる(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 それでも、万が一転覆した時のことを考慮し、ライフジャケットの着用や、竿やパドルをコードでつなぎ止めておくなどの対策を講じておこう。海から引きあげる目安としては、白波が立ち始めた時や、小雨が降り出したタイミングを見計らうのが良い。海上の天候は変わりやすいので、天気予報を過信せず、風や雲行きの変化を察知したらすぐに引きあげる勇気が何よりも大切である。

 エントリーするには、波の穏やかなビーチがベストである。慣れるまでは沖へ出ず、岸から近い比較的浅いポイント(水深10m前後)で小型魚を狙うのがよい。また、最低限のマナーとして、養殖のネットや、生簀付近での釣りは地元漁師とのトラブルを引き起こすため、控えるようにしたい。