子ども2人を連れ、家族でキャンプをはじめて5年以上が経つ。 

 2ルームテントと寝袋をかろうじて揃えて挑んだ最初のキャンプ。調理器具はとりあえず家のものを使用した。慣れてくると、周りのキャンパーのオシャレなアイテムが目に入り、キャンプ専用の調理系ギアが欲しくなる。

 自宅が狭く、キャンプ用品を収納するスペースを十分取れない我が家。「コンパクトかつ、普段使いもできるアイテム」を求め、夫婦で話し合い、デザイン・コスパともに納得感のあるものを選んできた。使ってみて大満足のものがほとんどだが、なかには失敗だったと思うものもあった。

■「調理系アイテム10点」のうち、過去50回のキャンプで使用頻度が多かった「買うべきギア5点」は?

キャンプで使う調理器具10点。レギュラー化され、ここ数年は新たに購入することはない(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 現在使っているメインの調理器具は10点。毎回持っていくものもあれば、最後に使ったのはいつ? というものもある。

 そこで直近50泊で使用した、調理系アイテム10点の「使用頻度」をカウントしてみた。まずは同率1位の3点を含む、上位5点を紹介していこう。

■【まず買うべきアイテムはコレ!】1位:イワタニ「カセットフータフまる」50/50回

1位は、風に強く、アウトドアに適した「イワタニのカセットフータフまる」(撮影:ブラボーマウンテン編集部)
ダブル風防、3.3kW(2,800kcal/h)の最大発熱量で火力も申し分なし!(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 焚火や炭火料理がメインの日も、カセットコンロは必ず持参する。予想外の強風のとき、焚火を断念することになっても、強風で火が起こせなくても、テントやタープ内での調理が可能だからだ。(ただし一酸化炭素中毒を防ぐため換気は必須!)

 イワタニの「カセットフータフまる」にはダブル風防が搭載されており、多少の風でも安定した燃焼が可能だからだ。ひとまわり小さい「タフまるJr.」と悩んだが、大きな鍋も安心して置ける点と、抜群の火力(3,3kW)に惹かれこちらを選択。我が家の頼れる相棒だ。