子どもが小さいときは頻繁にファミリーキャンプに行っていたが、子どもの成長と共に行く機会が減った。もしくはキャンプに行く機会を失ったお父さんは多いのではないだろうか? かくいう筆者もその一人であり、現在はソロキャンプに移行しキャンプを楽しんでいる。

 そこで、ファミリーキャンプで使用していた道具をソロキャンプに流用する方法を解説する。

■ソロキャンプの魅力とは?

好きなものや飲み物を好きなだけ食べられるのがソロキャンプの魅力(撮影:堀田篤史)

 ファミリーキャンプにどっぷりの人はソロキャンプの魅力を知らない人が多く、しかも一人でキャンプをすることに抵抗を感じている人も多いようだ。

 筆者の知人にもファミリーキャンプ卒業後は、キャンプから離れている人がいた。その知人にソロキャンプの魅力を力説したところ、興味を持ってくれてソロキャンプを楽しむようになったので、その魅力を改めてまとめてみた。

●誰にも気を使わずにゆったりできる

 家族でのキャンプだと子どもの世話や、奥さんの機嫌取りなど、面倒なことが多い。しかしソロキャンプは一人なので、そんな煩わしいこととは無縁。好きなだけゆったりできるのが魅力だ。

●好きなものを食べたり飲んだりできる

 人に気を使わないので、好きなものを好きな分だけ飲み食いできるのも一人ならではの特権。お酒が好きな人は、いつもと違う特別なお酒を飲むのもいいだろう。そんなプチ贅沢を楽しもう!

●キャンプ撤収後に立ち寄るお風呂が最高

 ファミリーキャンプだと風呂や温泉があるキャンプ場や、キャンプ場から車でお風呂に入りに行くことが多い。しかし、一人だとテント設営後に飲酒するので車での移動がなくなり、キャンプ中は風呂に入らないパターンが多い。そのためキャンプ撤収後に帰路の途中でお風呂(温泉)に立ち寄ることが増えた。これがとにかく気持ちいい。2日分の汗を一気に流すのが爽快なのだ。

 以上のことを力説した当初は半信半疑の様子だった知人だったが、知らぬ間に何回もソロキャンプに行っていたのだ。そこで初めて筆者はソロキャンパーを育て上げた達成感を実感したのであった。