■田舎ではお節介が多いのか
田舎では移住者が来ると何かと話題になる。これは、新しい移住者がどのような方なのかとても興味があるからだと思う。地域住民の中には、移住者のことを気にかけてくれる方も多く、慕ってくれる地域住民も多数いることを忘れてはいけない。
筆者が新型コロナウィルスに感染した際も、地域住民の方が気に掛けてくれて、「何か足りないものがあったら連絡して」など、今の都会では希薄化が進む人の温かさを感じることができた。
■事実、地域の行事は減る傾向にある
田舎は地域行事が多いと言われるが、筆者の住む地域では、少子高齢化及び過疎化により行事の維持が難しいと感じる人が多くなったように感じている。今後は無理に行事を存続するより必要な行事に絞っていく選別をしたり、負担の少ない形で継続していく流れになっていくのではないかと思う。中には昔はこうだったという意見も聞くことがあるが、それも時代の流れによって、新しい形に生まれ変わるのではないだろうか。
■移住を希望する方は地域と移住者の信頼関係が厚い地域へ
筆者が住んでいる地域では地域と移住者の架け橋となる住民が多くいる。それは役場の職員であったり、移住者に理解のある地域住人だったり、以前からそこに住んでいる先輩の移住者なども複数いるのでとても安心だ。
もし、移住への興味を持ちながらもまだ不安を感じている方は、そういった架け橋となる人がいる田舎を選ぶことが大切だ。