昔から「キャンプのご飯」と言えばカレーのイメージがありますが、1人分だけ作るのは手間がかかるし、洗い物も大変なので意外とハードルが高かったりします。

 そんな時に賢く活用したいのがレトルトカレー。本格的な味わいのものがいろいろと増えていますが、なかでもおすすめなのが、科学調味料、合成着色料、香料不使用で本格的な味が楽しめる「無印良品」のカレー。無印良品のカレーコーナーに行くと、ワクワクするくらい種類が豊富に並んでいます。今回は売れ筋を含む、5種類を食べ比べてみました。

 カレーを調理する手間がない分、ごはんにはこだわってみてはいかがでしょうか。炊き立ての白ごはんはもちろん美味しいのですが、メスティンで炊き上げるカレーに合う簡単な2種類の「スパイスごはん」のレシピも併せてご紹介します。

■キャンプでレトルトカレーを温めるコツとは!?

グツグツ沸騰させないのがポイント

 まず、カレーを湯煎します。湯煎は余計な鍋を汚さずに済むので、キャンプ向きな温め方です。

 鍋にお湯を沸かしたら、火を止めてからレトルトカレー全体が浸かるように入れるのがポイント。余熱で十分温まるので、再点火する必要はありません。燃料の無駄使いをせずに済みます。

 鍋が小さくカレー全体が浸からない場合は、2〜3分したらひっくり返して全体がムラなく温まるようにしましょう。

■無印良品の売れ筋カレーを食べ比べてみよう

唐辛子のマークで辛さをチェック

 無印良品の売れ筋を含めた、5種類のカレーを食べ比べてみました。

 パッケージに辛さの唐辛子マークがついているので、購入する時の参考にしましょう。唐辛子マークが2つのカレーは辛みをあまり感じず、カレールウの「甘口」くらいの印象です。いくつかのカレーを同時に持ち寄る際は、辛さのレベルが違うカレーを選ぶとメリハリがでて飽きずに食べられるように感じました。

 どのカレーも味が濃いめで、ごはんが進む味です。ビールやサワーなど、しゅわしゅわっとしたドリンクが欲しくなります。