■南魚沼の夜景を見ながら滑れる、最高のロケーション

大丸山ゲレンデにて。バーンが広いため、初心者でも南魚沼市の夜景を見ながら楽しめる(撮影:D-Okaya

 南魚沼市の町並みを眼下に眺めながら滑れるのも魅力の一つ。ナイターで運行しているリフトで、最も標高の高いところまで行ける「観光第3エクスプレス」で滑れる「パラダイスコース」は、南魚沼の夜景を堪能しながら、広いバーンでのびのびと滑れるので気持ちがよい。

■お腹が空いたら石打丸山スキー場のゲレ食

 たくさん滑ると、お腹が空くもの。ここで注意してほしいのは、越後湯沢駅周辺のお店の閉店時間。だいたい20時~21時くらいには閉まってしまう。そこでおすすめなのが、ゲレンデ内のレストラン。筆者のおすすめはサンライズエクスプレスを降りた先にある「ニュー丸山ロッジ」。ナイター営業は20時までで、ニュー丸山ロッジの営業は21時までのため、滑り終わった後でも食事が楽しめる。自家製の野菜とお米を使用したカツカレーやカルビ丼など、ボリューミーなメニューが揃う。滑りこんだ後にガッツリ食べたい時にもってこいだ。

■サクッと滑って帰っても後腐れないのが、平日ナイターの魅力

 筆者は平日ナイターのおすすめポイントとして、「サクッと滑って、帰ってお家ごはん」ができる点も挙げたい。越後湯沢駅近辺の飲食店の多くが20時〜21時閉店のため、ナイター後にご飯食べようと思うと選択肢は一気に狭まる。

 だが、新幹線で1時間半程度で移動できるため、そのまま帰って「お家ご飯」という選択肢をとれる。または、越後湯沢駅近くのコンビニで、おつまみとご当地ビール「エチゴビール」を片手に車内で一杯を楽しむのもアリだ。

 休日であれば、どうしても旅行気分になりがちで、地元の料理を食べるなど満喫しないともったいない気分に。ところが平日であれば、翌日が仕事でも休みであっても、新幹線やゲレンデが空いており、サクッと滑って帰れるのだ。

 筆者の今回のスケジュールと費用は以下の通り。

新幹線は早めに予約すると10%~30%割引となるきっぷも販売されており、早めの計画がおすすめ(表作成:D-Okaya

 本記事を参考に、ぜひ一度平日ナイターに挑戦してみてほしい。

 

※この記事の情報は2023年2月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。

●石打丸山スキー場

・住所 〒949-6372 新潟県南魚沼市石打1655
・電話 025-783-2222
・料金(ナイター) 大人2800円 子ども1000円

・ホームページURL https://ishiuchi.or.jp/
※営業日時はホームページよりご確認ください