■進化し続けるスタンサーはどこで測定できるのか

ブックオフではスノーボードの中古ギアも本格的に扱っていて驚いた

 現在はスノーボードショップやオフトレの施設、スキー場など測定できる場所が増えました。私たちが身近で測定に出かけやすいのが、意外にも「ブックオフ」です。実はブックオフはスノーボードの取り扱いにも力を入れています。私が測定に行った「ブックオフ  リリカ前橋店」ではスノーボードのコーナーも驚くほど充実していました。ちなみに、世界の大会に出場している国武大晃選手はブックオフからサポートを受けており、大きくポスターが貼られていました。

測定時間はたったの13秒。ディスクに足を乗せて爪先を内側や外側に向ける運動をくり返すだけ

 測定の方法は簡単です。身長、体重、利き目などを入力します。何度か足の動かし方を練習したのちに、測定開始。メトロノームのリズムに合わせて13秒間運動するだけで終了です。あとは測定の結果を待つだけ。今シーズンからペーパーレスになり、いつでもスマホで結果を確認できます。また、yukiyamaアプリに連携すれば、いつでも確認できるし、「滑りのスタイル」を変更することもできます。

 個人的な感想としては、スタンサーの計測は定期的に行い、調整する方が滑りやすいと感じました。身体は動かせば変化します。私の場合、2019年に測定したときは可動域に偏りの強い「ギャップ」スタンスでした。それから「マルチ」「ユニバーサル」と変化しています。測定のタイミングは、シーズン始めや「なんか調子悪いな」と感じたときです。「自分に合ったスタンスがいまいちわからない」という人は一度計測してみてはいかがでしょうか(※参考:測定のみの場合、一律税込1980円。バイン取り付けの場合、ブックオフでは別途料金が必要です)。