■最注目のシマノ&ダイワ ブース!

 今回はその中から、私コージー中嶋が個人的に気になったものをいくつかご紹介させていただきたいと思います(それぞれのインプレッションは個人の感想ですのであしからず)。

 やはり圧巻なのが会場内でもひときわ目立つ巨大なブースを展開するシマノとダイワの2大メーカー。

●まずは、シマノブース
 個人的にもシマノのリールを多数所有するシマノユーザーの僕としても興味があるところ

開放感があり “Fes感満載” のシマノブース

 シマノブースの中で気になったのは、新商品の23Vanquish(ヴァンキッシュ)

「精悍で未来感溢れるデザインがクール!」 写真は  23Vanquish 2500S

(シマノ提供画像)

 

 さてさて今回のモデルチェンジではどのような進化を遂げているのでしょうか。パッと見ジュエリーかアクセサリーを思わせるソリッドでシルバーメタリックな輝きを纏ったそのボディは、眺めているだけでも惚れ惚れします。でも眺めているだけではいけませんね。 手に取ってみます。

 もともと軽さには定評のあるVanquishですが、今回のモデルは重量の軽さもさることながら、ハンドルからローター、ベイルの回転に至るまでの巻感というか操作感がさらに軽くて早いのです! おそらくラインから伝わる感度も大幅にUPしそうな予感。クルマでいうと「F1マシン」に乗ったらこんな感じのレスポンスなのか? っていう感覚です(←解りづらくてスミマセン)。

  それとベイルの回転に比べるとスプールの上下動が少しゆっくりになっている感じです。これにより、糸巻きがより緻密になるそうです。なんだかもう精密機械の域ですね。コレばっかりは実機を入手して糸を巻いてみないとわかりませんが、たしかに糸巻きの間隔が粗いと、とくに軽いルアーをキャストしたときのライン放出の際に変な抵抗感があって飛距離に影響が出るときありますからね。 より遠くへの飛距離やポイントへの正確なキャストは釣果にも直結するので、期待度大です!

 これは、同番手だったらシマノのフラッグシップモデルであるSTELLA(ステラ)を買おうか、23Vanquishを買おうか頭を悩ませてしまいそうですな。

 

●続いて、ダイワブース

 エアドライブデザインマグシールドザイオンなど画期的な新機能を次々と登場させているダイワの新商品とは?

スタイリッシュでファッションブランドの店舗のよう! 専用のイベントステージも!

 コチラで注目は、オールラウンドに使える新登場のスピニングリール、AIRITY(エアリティ)シリーズ。

「軽くてもパワフル!」 写真は  AIRITY LT2500S(ダイワ提供画像)

 

 まず手に取った最初の感想は「軽っ!?」です。リールやロッドの重量って、日に何回もキャスティングを重ねていると、積み重なって手首への負担や身体への疲労に大きく影響しますよね?  もちろん各メーカーの軽量化への進化には目をみはるものがありますが、それにしてもこのAIRITYの軽さは驚異的です。

 ダイワブースの方にお話を伺うと、マグネシウム製のボディ採用により軽さと剛性を両立。そしてフルメタルモノコックボディには、大径のギアも搭載できてパワーも強化しているので大物とのやり取りにも強みを発揮するとのこと。軽さと強度とパワーを兼ね備えた、まさに理想のスピニングリールです!

 また、エアドライブデザインによる重量バランスの最適化による操作性と感度も向上されているとのこと。釣行時に自分が上手くなったと錯覚しそうです(笑)。

 続いてハンドルを回してみると、これまた「軽っ!?」。ダイワの先進的防水システムであるマグシールド搭載のリールって、ともするとヌメっとした感じのちょっとした巻感の重さを感じるものなんですが(あくまで個人の感想です)、それがまったくナイ! ハンドルを回した感じも超軽い。ルアー着水直後の巻き始めやStop&Goもクイックに操れ、ルアーレスポンスにも反映されそうです。

 

 なんだかシマノさんもダイワさんもスピニングリールの紹介ばかりでスミマセン。でもコージーは、釣具の中でもスピニングリールが大好きなんです。造型がカッコイイし、メカ感満載で…… 釣行してなくても、よくリーリングや魚とのやり取りに思いを馳せながら部屋でクルクルとハンドル回して至福のひとときを過ごしているのですよ(笑)。