●釣り開始早々にヒット! 釣れた魚は?

釣れたサバを手に笑顔の圓石さん(撮影:戸松慶輔)

 最初の1匹が釣れるまではなかなか不安なものだが、エサを落としてすぐに反応が出た。

 「魚、ついてますかね……?」

 と不安になるほど小さなアタリで、半信半疑ながらリールを巻いてくると、針についていたのはサバだ。大きさは30cmほどだろうか。

 ビシまで巻き上げたら、ビシをコマセバケツの中へ入れて、あとは糸を掴んで手繰り寄せて魚を引き上げる。

 本命ではなかったが、まずは無事に1匹目を釣りあげて笑顔を見せてくれた。

●船全体で釣れ続けるサバに圓石さんも連続ヒット

目標の水深で竿を上下させてオキアミを拡散させる(撮影:戸松慶輔)

 同船者を見てみると、同じようにたくさんのサバが釣れている。「サバの群れがいるようだ」と、船長の表情が曇る。

 こうした船釣りにおいて群れでたくさん釣れるサバは、あまり歓迎されない傾向にある。しかしそんなことお構いなしに圓石さんは「釣れるかどうか不安だったので魚の反応があるだけでも楽しいです!」とニコニコしながら釣りを楽しんでいる。