■快眠キャンプのコツ2 「1/f ゆらぎ」の波の音

夕日に染まる琵琶湖(撮影:作品良明)

 「1/f ゆらぎ」とは、人間の心に癒しとリラックス効果、さらにストレスの緩和をもたらしてくれる自然界にあるリズムのこと。

1/fゆらぎの根拠について詳しく知りたい方はコチラ(外部サイト)

 波の音にもこの1/f ゆらぎが含まれており、さざ波の音を聴きながら眠れる六ツ矢崎浜オートキャンプ場は、まさにうってつけなのだ。

 筆者は、キャンプで寝つきが悪く、夜中に二度三度と目が覚めてしまうのだが、このキャンプ場では一度も途中で起きたことがない。

■快眠キャンプのコツ3 心落ち着く雰囲気

六ツ矢崎浜オートキャンプ場で一番のお気に入りスポット(撮影:作品良明)

 湖畔キャンプが快眠できる最大の理由は、過ごしやすさ。

 海は潮風のジメジメした不快感がストレスになることもあるが、湖には潮風はなく、たとえ風があっても快適に過ごせる。

 湖を眺めながらリラックスした時間を過ごせる環境も、深い眠りには大切な要素だ。眠りだけではなく、ソロキャンプなら贅沢な時間が、デュオキャンプならかけがえのない思い出になるはずだ。

■快眠キャンプ場「六ツ矢崎浜オートキャンプ場」に泊まってみた

設営したテントから琵琶湖を撮影(撮影:作品良明)
六ツ矢崎浜オートキャンプ場の目の前は水深は50cmくらいで浅い(撮影:作品良明)

 筆者のお気に入りポイントは開放的な景色が広がるロケーションだ。山とは違い、視界を遮るものがないため心も開放的になれる。

 六ツ矢崎浜は水泳場ではないが、湖は膝下くらいの深さで自己責任のうえ、入水可能。SUPを楽しんでいるキャンパーも多い。

 六ツ矢崎浜オートキャンプ場はオートフリーサイトのため、好きな場所に設営できる。気温が高い日は木陰、風が強い日は風が通りにくい場所に、テントを設営しよう。

 炊事場はきれいに整理されており、車で約5分の場所に大型のスーパーもあり、食材調達にも困らないのもうれしい。

 キャンプ場に温泉やシャワーはないため、車で約10分の距離にある入浴施設を利用しよう。近くにある温泉施設は複数あるので後述する。

 難点はトイレ。水洗ではなく汲み取り式のトイレしかないため、臭いが苦手な人は耐えるしかない。清掃は行き届いているので、筆者は臭い以外は気にならなかった。

■六ツ矢崎浜オートキャンプ場で快眠キャンプ

琵琶湖の波の音に癒されながら焚き火の準備(撮影:作品良明)

 快眠のきっかけとなる環境が揃った、六ツ矢崎浜オートキャンプ場。筆者だけが快眠できるのかと思いきや、キャンプ仲間からも「あそこは死んだように眠れる」「家族でいつも爆睡してる」などの声をよく聞く。

 キャンプで寝付けずに困っている方は試してみる価値あり。ぜひ一度訪れてほしい。

●六ツ矢崎浜オートキャンプ場

住所:滋賀県高島市新旭町深溝
電話番号:0740-33-7101(管理:びわ湖高島観光協会)
営業期間:通年営業(年末年始は休業)
料金:大人1人1000円、子供600円(未就学児は無料)、車1台1000円〜

公式HP:https://takashima-kanko.jp/spot/mutsuyazakihama.html

■周辺の入浴施設情報

●ホテル可以登(かいと)

住所:滋賀県高島市今津町名小路1丁目6-10
電話番号:0740-22-5111
営業時間:15:00~22:00(最終受付21:00
料金:400円(タオル無し)

公式HP:https://www.kaitorou.com/hotel

●宝船温泉 湯元ことぶき

住所:滋賀県高島市安曇川町下小川2248-2
電話番号:0740-32-1293
営業時間:9:00~20:00(定休日:月曜日)
料金:大人700円、子供350円、0歳200円

公式HP:https://www.takarabuneonsen.com/onsen-day

※この記事の情報は2023年1月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。