長野県の北部、山ノ内町にある「志賀高原」。広大なエリアには個性豊かな18のスキー場が点在。標高も高く、豊富で良質な雪質を求めてファミリー層からコアなスキーヤー、スノーボーダーも集まる日本を代表するスノーリゾート。

 その志賀高原であるが、広大エリアであるが故に、行き慣れていない方や初めての方、久しぶりに志賀高原に訪れる方はまず、どこに向かっていいのか悩んでしまうこともあるだろう。近年の志賀高原はそんな悩みを解決するべく、さまざまなサービスが拡充され、ますます便利になってきている。

 いよいよスキー、スノーボードシーズンが本格的にスタートした。今シーズンの志賀高原のトピックスを中心に便利な遊び方を紹介しよう。

■まずは「山の駅」を目指そう!

広大な志賀高原のセンターハウス的存在のリゾートセンター・山の駅

 志賀高原でスキー、スノーボードを楽しみたいなら、まずは「志賀高原 山の駅(志賀高原リゾートセンター)」を目指そう!  広大なエリアの志賀高原のセンターハウス的存在の山の駅には約500台という無料の駐車場がある。これだけの規模であれば、駐車場探しに悩むことはないだろう。そして山の駅にはカフェやレストランはもちろん、レンタルショップやロッカー、更衣室も完備されているので、手ぶらで来ても安心のサービスだ。

■WEBでの事前購入でリフト券購入もスムーズ『SKIOSK』を利用しよう

事前にWEBで購入すればQRコードをかざすだけでリフト券が発券される

 志賀高原ではリフト券の自動発券機「SKIOSK(エスキオスク)」が導入されている。あらかじめWEBにて購入すると、登録されたメールアドレスにQRコードが届く。あとは発券機にこのQRコードをかざすだけでリフト券が発券されるという楽々システム。WEB上で購入すると料金もお得で、窓口での行列も回避できるので、使わない手はないだろう。

 SKIOSKは山の駅はもちろん、志賀高原エリア内に10ヵ所に設置されているので、目的のゲレンデや宿泊場所の近くなどから選ぶのがおすすめ。

志賀高原のエリア内に10カ所のSKIOSKが設置されている

■リゾートゴンドラで広大なエリアへ楽々アクセス

国内スキー場では初登場となった3連結のリゾートゴンドラ

 2020年にリニューアルされたリゾートゴンドラ。3連結のゴンドラは国内のスキー場では初の試み。まるでヨーロッパの山岳リゾートを彷彿とさせる3連結のゴンドラは国内のスキー場で志賀高原だけ。これに乗るだけでも十分の価値はあるだろう。山の駅を発着駅としてジャイアントスキー場へアクセスできるリゾートゴンドラ。降りた先は広大なゲレンデ。いくつものスキー場へとつながっている。

 リゾートセンターとして充実した施設の山の駅。リフト券の自動発券機にリゾートゴンドラ。近年、その充実したサービスでますます便利になった志賀高原。新しくなったカフェやレストランなど巡ってみたり、これを機に行ったことのないゲレンデまで足を延ばしてみるのもいいだろう。広大なエリアは遊び方も無限大だ。

 

●施設情報

志賀高原マウンテンリゾート
【所在地】長野県下高井郡山ノ内町志賀高原
【営業期間】2022年12月3日~2023年5月7日(スキー場によって異なる)
【志賀高原マウンテンリゾート共通1日券】大人6500円、シニア・中高生5600円、子ども3200円(オンラインから購入の場合は割引)

【URL】https://shigakogen-ski.or.jp

●MAP