●ユニクロ「ヒートテックコットンUネックT(極暖・8分袖)」

ユニクロヒートテックのミドルモデル「極暖」1990円(税込)

 冬インナーの革命児とも言える、ヒートテック。筆者も長年愛用しているが、特に極暖は暖かさと着心地のバランスがよい。

透けない中厚手の生地ながらかなりストレッチ性が高い「極暖」

 ストレッチ性が高く、ピタッと肌に密着するためあまり動いていなくてもポカポカする暖かさがある。

 サイズやカラー、形のバリエーションが豊富で使いたいシーンにぴったりなものを見つけられる。また、肌側の起毛面がコットン100%になり、従来の極暖モデルよりは肌への快適さが増している。

 ほかのインナーよりも汗冷えすることと、自身が乾燥性敏感肌ということもあり、肌が乾燥している状態だと、時々かゆくなることがある点が残念なポイント。ただ、手に入れやすさとコスパの高い保温性からこれからも広く愛される冬のあったかインナーであり続けるだろう。

公式サイトURL:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E450735-000/00?colorDisplayCode=09&sizeDisplayCode=003

●無印良品「あったか綿 厚手 Uネック八分袖Tシャツ」

無印良品の「あったか綿」1490円(税込)

 無印良品のインナーは通常の「あったか綿」を持っていたが、より寒い時期にも対応できる厚手タイプを今冬初めて買ってみた。

 ユニクロの極暖よりも生地感は厚めで、インナーというより1枚で着られるTシャツよりのイメージ。保温性やストレッチ性はモンベルのメリノウールやユニクロの極暖のほうが高そう。

モンベル(約57cm)・ユニクロ(約58cm)と比べて着丈がやや長い無印良品の「あったか綿」(約63cm)

 あったか綿は、とにかく肌あたりが抜群になめらかで、動いても全く擦れる感じがなく着心地がよい。また、モンベル・ユニクロと比べて若干着丈が長く、腰を曲げてもボトムスからインナーがずり上がってこないのも嬉しいポイント。

公式サイトURL:https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550512312482

■あったかインナーで寒さに負けないアウトドアを!

 メリノウールを始めとする、寒い季節にはかかせないあったかインナー。各社それぞれの個性があり、シーンや自分に合った一着で冬のアウトドアをもっと快適に楽しんでほしい。