■車内おでん居酒屋 in キャンプ場 開店

あたりが暗くなると一気におでん屋の雰囲気が出てきた(撮影:清水海斗)

 妻はすぐにおでんを食べたがったが、ここは居酒屋。まずはお通しの「豚の角煮」から。

初めてメスティンで「豚の角煮」を作ったが、とても柔らかくできた(撮影:清水海斗)

 形式上、お通しに手をつけてもらって、はじめておでんの注文を受け付ける。

めんつゆをベースにした関東風おでん。色は濃いが、見た目ほど濃い味ではない(撮影:清水海斗)

 筆者も妻も、真冬の屋外で、ましてやキャンプでおでんを食べるのは初めて。寒さで凍えた体を、おでんが芯から温めてくれた。

おでん居酒屋キャンプの厨房の様子(撮影:清水海斗)

 おでんに続いて連続で入った注文は、「イカのバター醤油焼き」と「山芋のふわふわ焼き」。手際よく準備し、盛り付けにもこだわって提供。

紙皿では雰囲気が出ないため、皿やグラスは自宅のものを使った(撮影:清水海斗)
「山芋のふわふわ焼き」(撮影:清水海斗)

■いつものキャンプが、より楽しくなった「おでん居酒屋キャンプ」

 今回の「おでん居酒屋キャンプ」は、車内のDIYや事前準備が大変だったが、一味違ったコンセプトで、楽しく行うことができた。いつもと変わらぬキャンプに少々マンネリ化している方は「おでん居酒屋キャンプ」ぜひ試してみては。

 おでん大好きな妻も「毎回こういうキャンプがいい!」と喜んでいたが、筆者は次にやりたい「焼き鳥居酒屋キャンプ」で頭がいっぱいである。