車中泊車として人気の新型ジムニーだが、車内の狭さが原因で快適に過ごせないユーザーも少なくない。今回は、新型ジムニーの車中泊でも、まるで家のようにリラックスできる5つのアイデアを紹介する。

■新型ジムニー車中泊を家のように快適にする、5つのアイデア

家のように過ごせる新型ジムニーの車中泊(撮影:miho)

 新型ジムニーの車中泊で家のように快適に過ごすには、あらゆる工夫が必要だ。今回紹介するアイデアは「車内の広さ」「寝やすさ」「過ごしやすさ」。それぞれの向上をポイントに筆者が取り入れているものなので、ぜひ参考にしてほしい。

●アイデアその1:デッドスペースを収納場所として活用

インフレーターマットと座席の隙間に収納(撮影:miho)

 荷物で車中泊の居住スペースが狭くならないよう、デッドスペースの有効活用は重要だ。たとえば、着替えなどの柔らかい物はインフレーターマットを敷いた際の座席との隙間に収納するとよい。着替え分のスペースを削減でき、インフレーターマットのフラット感も保つことができる。

前〜後部座席の隙間に収納(撮影:miho)

 また、後部座席を普段使用していないユーザーには、前〜後部座席間足元のスペースもおすすめだ。移動中は寝袋などの転がりやすいもの、就寝時は荷物が入ったリュックを収納しよう。さらにリュックは入り口を扉側に向けて収納すれば取り出しやすい。

●アイデアその2:付属品で寝具のフラット性を高める

後部座席のヘッドレストで凸凹をなくす(撮影:miho)

 インフレーターマットのフラット性の向上は、新型ジムニーの付属品でも可能だ。後部座席のヘッドレストを利用すれば、運転席と助手席の隙間を埋められる。ヘッドレストは車中泊時に座席から取り外すため邪魔になってしまうが、隙間などに使えばスペースの削減と、寝やすい環境作りに活用できる。