■白と朱色のコントラストが美しい賀茂御祖神社(通称:下鴨神社)

下鴨神社の入口、南口の鳥居(撮影:仲地宏樹)

 京都で最も古い神社の一つ、賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。通称、下鴨神社と呼ばれている。日本で5番目に世界文化遺産として登録されており、境内には縁結びの相生社(あいおいのやしろ)や美麗祈願で名高い美容の河合神社(かわいじんじゃ)などがあり、他にも 様々なご利益がある京都でも有数のパワースポットだ。

境内を流れる御手洗川にかかる朱色の輪橋(撮影:仲地宏樹)

 境内にある鳥居や楼門(ろうもん)、輪橋(そりばし)などの朱色が雪景色によく映え、白と朱色のコントラストがとても美しい。

輪橋の側にある「光琳の梅」、2月ごろに撮影(撮影:仲地宏樹)

 輪橋のたもとにある紅梅の木は、江戸時代の画家、尾形光琳(おがたこうりん)が描いた国宝「紅白梅図屏風(こうはくばいずびょうぶ)」のモデルとも伝えられることから、「光琳の梅」と呼ばれている。2月上旬頃から見頃を迎えるため、運が良ければ雪を被ったピンク色の梅の花を見ることもできるだろう。

賀茂御祖神社(下鴨神社)
・住所:〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
・電話:075-781-0010

・ホームページURL:https://www.shimogamo-jinja.or.jp/
※営業日時はホームページよりご確認ください

■【MAP】賀茂御祖神社(下鴨神社)