■パラグライダー跡地を経由して駐車場へ

パラグライダー跡地 眺望が良い

 雪入山山頂からは、来た道と反対方向にある勾配の少ない尾根を歩いてスタート地点に戻る。気持ちの良い尾根を10分ほど歩くと「パラグライダー跡地」にたどり着く。ここは現在使われてはいないものの、かつてパラグライダーのポイントだった場所。眺望も良く、ベンチも設置してあるので、小休止によさそうな場所だ。

道中、筑波山が綺麗に見えるスポットがある
西の富士、東の筑波と称される筑波山は男体山と女体山の2つの峰がある

 パラグライダー跡地からも特に急登はなく、緩やかな道を歩く。10分ほどすると車道を横断するので注意すること。車道を横断すると「振り返れば筑波山」の標識があるので、ここから「西の富士、東の筑波」と称される、関東が誇る筑波山を眺めよう。

 筑波山を目に焼き付けたら、あとは雪入ふれあいの里までゆっくり気をつけて帰ろう。帰りの道中も、周りの木々や植物を眺めながらゆっくり歩いて、この時期ならではの里山ハイキングを満喫しよう。

■寒い季節は標高の低い里山ハイキングに

 標高の低い里山では、寒い季節でも雪山登山の装備や技術がなくとも楽しめ、時間や体力に余裕を残せてせかせかと焦らなくて良いのが嬉しいところ。とはいえ、コースや天候を確認し、しっかりと登山の装備を揃える必要があるところは、普段の登山と変わらない。

 空気も澄んで遠くまで景色を楽しめるので、これからの季節、都心からアクセスも良好な雪入山ハイキングに出かけてみては。