10月に静岡県にあるスノーパークイエティがオープンし、いよいよウィンタースポーツ好きにとってはたまらない、2022-23シーズンが開幕した。

 冬はスキー・スノーボードで頭がいっぱいの方は、早くシーズンインをしたくて待ちきれないのでは。しかし、シーズン1回目のゲレンデでは、期間が空いていることもあり、どうしても忘れがちだったり、失敗もしばしばある。

 本記事では、シーズンイン前に気をつけること、事前の準備について取り上げていく。

■必要な持ち物をリストアップする

前日に一度必要なものを並べてチェックすることが大切だ(撮影:D-Okaya

 シーズン1回目の失敗でありがちなのが、アイテムの忘れ物。特にグローブや帽子などの小物の忘れ物が多い。

 小物であっても、ないと寒さで身体が冷えたり、レンタルや安いものを現地で購入するはめになり、無駄なお金がかかってしまう。

 まずは必要な持ち物をリストアップし、前日にすべてカバンに入っているかをしっかりチェックしておこう。

■板の整備をする

 自前の板を持っている方は、整備も忘れてはいけない。昨シーズンの最後にワックスをかけてから、何もせずに家の物置などにしまっている方は要注意。

 そのまま使用してしまうと、古いワックスの影響で板の滑りが悪くなったり、愛用している板に傷がついてしまうこともある。そうなってしまっては台無しだ。板のメンテナンスはシーズンイン前日までに済ませておこう。

 近くにスキー・スノボ用品店があれば、そこでワックスがけやチューンナップをお願いするのがベストだが、混んでいれば3週間~1ヵ月かかることも。間に合わなさそうであれば、ソールの表面を守るベースワックス・さらに板を走りやすくさせる滑走ワックスをかけるだけでも十分だろう。

 ワックスがけの方法はワックスメーカーHPや、YouTubeに動画が多数掲載されているので、調べていろいろ試してみよう。

ベースワックス(左)と、滑走ワックス(右)(撮影:D-Okaya