1921年フランスで生まれたアウトドアブランド「MILLET(ミレー)」。フレンチアルプスで育まれたアパレルやバックパックは登山、クライミング、そしてスキーウェアまでラインナップされ、アウトドア総合ブランドとして日本でも人気のブランドだ。

■柔らかな着心地ながらも防水透湿に優れた【TYPHON(ティフォン)】

耐水性、透湿性ともに優れたTYPHON素材  

柔らかな着心地とストレッチ性能は雪山でも快適に過ごすことができる

 MILLETのウェアが人気の理由。デザインはもちろんだが、独自に開発された高品質の素材、テクノロジーといったところがユーザーの心を離さないのではないか。2017年に発表されたTYPHON。レインウェアとして登場したTYPHONは耐水圧20,000mm以上という十分な耐水性に加えて、一般的なレインウェアに使用される素材の2倍近い透湿性は長時間の山歩きでも“濡れず”“蒸れず”のハイクオリティ。そして、レインウェアと思えぬ柔らかな着心地で瞬く間に人気を集めた。

■今シーズンTYPHONを採用したスキーウェアが登場

ゲレンデもバックカントリーもアクティブなライディングをサポート

 今シーズン、このTYPHON素材を使用したスキーウェアが登場する。それが「TYPHON WARM STEEP JKT & PANT」。一般的なスキーウェアには防寒対策としてさまざまな素材の中綿(保温素材)が使用されているが、このウェアは中綿のない、いわゆるシェルジャケット。

 ハイクアップを伴うバックカントリーでは防寒はもちろん大切だが、汗抜けや汗冷えにも気を配らなければいけない。TYPHONの優れた透湿性というものは快適に体をドライに保つという面では、すでにレインウェアにおいて立証済みのクオリティと言っていいだろう。