■ハイシーズンから春スキーまでゲレンデでの使用も快適
もちろんTYPHON WARM STEEP JKT & PANTは、バックカントリー専用のウェアというわけではない。バックカントリーや冬山登山の経験のない方、これまでゲレンデをメインに一般的なスキーウェアを愛用されてきた方には中綿のないジャケットに不安を感じる方もいることだろう。
しかし、TYPHON WARM STEEP JKTの裏地には起毛素材が使用され、保温性のみならず耐久性も確保されている。また、ダウンやフリースなどの中間着をその日の天候に合わせて選ぶことで、むしろ中綿入りのウェアよりも快適にスキー場で過ごすことができるだろう。気温の上がってくる3月以降は、アンダーウェアやベースレイヤーの上にジャケットという組み合わせで春スキーにはもってこいかもしれない。
■アウトドアウェア&スキーウェアとして細かなギミックも満載
バックカントリーからゲレンデまで対応するスキーウェアとして保温性にも優れ、高次元での防水透湿性やアクティブなライディングにもストレスのないカッティングといったところはもちろんだが、使い勝手のよいさまざまな面も考慮されている。ベンチレーションやパウダースカートといったスキーウェアとしての基本要素のほかにもジャケット前面の大きなマチ付ポケットにはグローブやシールを収納することも可能。
左ポケットには小さな仕分けポケットもあるのでスマホなどの細かなものを仕分けることもできる。パンツにも高い収納力のあるマチのあるポケットがあり、エッジガードも幅広く、アイゼンを使用する際などでも安心の設計となっている。
●「TYPHON WARM STEEP JKT & PANT」スペック
「TYPHON WARM STEEP JKT」(MEN)
価格:\59,400(税込)
サイズ:XS、S、M、L、XL
カラー:全3色
「TYPHON WARM STEEP JKT」(WOMEN)
価格:¥58,300(税込)
サイズ:XS、S、M、L
カラー:全2色
「TYPHON WARM STEEP PANT」(UNISEX)
価格:¥49,500(税込)
サイズXXS、XS、S、M、L、XL
カラー:全3色
*サイズはいずれもEUROサイズ表記(S=日本Mサイズ)
TYPHONを使用したレインウェアはもちろんスキーウェアも日本企画だという。やはり欧米と比較すると湿度の高い日本では季節を問わず、いかに湿度をコントロールするかということがアウトドアでの快適性を左右するのであろう。また、サイジングの面でも日本人の体格に合った設計は、ストレスなくアクティブに過ごすことができるだろう。今シーズンもたくさんの雪と遊ぶためには、やはりストレスのないウェアが鍵となるのではないだろうか。
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