暇さえあれば全国各地へ、軽キャンピングカーに乗って車中泊するバントラベラー家族。現在4歳の子どもが、2歳半の頃からバントリップ子育てをはじめて、1年半が経った。

 今回は、子どもと一緒に親子3人が楽しみながら学ぶ、我が家の子育て術と、子連れ車中泊の注意点やノウハウも併せて紹介。

■バントリップ子育てはメリットがたくさん

 我が家がバントリップ子育てを始めたのは1年半前、子どもが2歳半頃だ。「変わったことを経験してほしい!」という単純な理由から車中泊を始めた。

 初めてバントリップをしてみたところ「(親の仕事がないため)ずっとみんなでいられるから嬉しい!  あと、いっぱい色んな所へ行けるから!」と子どもが大喜び。そこからほとんどの週末はバントリップしている。

●土地の気候の変化に触れる

台風並みの強さの突風が吹き荒れる寒さの金沢
冷たく澄んだ空気の島根

 以前、冬に京都〜金沢〜鳥取〜島根を4日間でバントリップしたことがある。海のない盆地特有の寒さを感じる京都、台風並みの強さの突風が吹き荒れる寒さの金沢。そこから、金沢より少し寒さは和らぐが、空気は冷たく感じる鳥取と島根。

さまざまな土地の違いを子どもも感じることができる

 同じ日本海側でも、金沢、鳥取、島根。朝起きた時に、それぞれの寒さの違いを感じられた。