●ファンタジーと実物の比較
旅先へ向かう道中に「これから行くところは、どんなところかな?」「そこには何があるかな?」「住んでる所より寒いかな?」と質問を投げかけると、分からないながらも楽しそうに想像を膨らませて、大人も聞いていて楽しい旅先を予測をする。
そうすることで、
・豊かな創造力
・自分の世界に没頭する集中力
・頭の中にあるストーリーを分かりやすくアウトプットする力
が鍛えられる。
●地域の文化を感じる
旅先で出会う、文化や伝統、方言や特産物などは実際に行って、見て、感じないと分からないことがほとんどだ。
海が近ければ海の恵、海産物が多い。山が近ければ山の恵、果物やお野菜が多いと、子どもが自分の目で見たことで気付き、それを繰り返して確信に変わる。
●様々な状況に合わせた柔軟な対処方法を身につける
バントリップでは、途中で道を間違えたり、目的地が混み合っていて予定より時間がかかってしまったりするなど、自分の考えていた通りに進まないハプニングがよく起こりやすい。
その時々の状況に臨機応変に、目的地や予定を変更する柔軟な考えと対応が必要だと、学ぶ機会になる。様々なハプニング時の、瞬時な頭の切り替えは様々な価値観の中で生きている子どもたちに必要な力だ。