最近流行りの車中泊。時間や場所にとらわれずに自由に旅ができ、キャンプのように設営の手間もないため、気軽にアウトドアも楽しめる。

 実はそんな車中泊は、ペットを連れて旅行する手段としてもぴったり。

 筆者も愛犬とずっと一緒にいられる車中泊は充実した時間となり、普段では味わえない楽しみがある。

 しかし、同時に愛犬と一緒だからこそ注意することも多い。今回はペットと車中泊することのメリットと、楽しむために気をつけておくことを紹介する。

■車中泊にペットを連れて行けるメリット

⚫️宿泊のストレスがない

いつもの車の中は愛犬もリラックスできる(撮影:村澤 彩代)

 旅行などにペットを連れていくと宿泊先の心配がある。

 ペットホテルもあるが、大型犬NGや吠えないなどの条件がある場合も。また、ペット自身もペットホテルに慣れていないと、食事を取らなかったり眠れないなどと、ストレスがかかるケースもある。

 車で一緒に寝泊まりできれば、ペットホテルのように離れて不安な夜を過ごすことはない。ペットのストレスも軽減できるだろう。

⚫️費用がそれほどかからない

車ならRVパークや車中泊が推奨されている道の駅などに停められ、費用も抑えられる(撮影:村澤 彩代)

 ペットホテルを利用する場合、3000円〜1万円程度の費用がかかる。

 宿泊時期や愛犬の大きさ、部屋のグレードなどにより料金は異なり、大型になるほど高くなる。車で宿泊すればその費用がかからないため、旅費の節約にもなる。

⚫️愛犬とずっと一緒にいられて安心

車中泊でも普段のようにリラックスしている愛犬のコーギー(撮影:村澤 彩代)

 旅行は楽しいが、ペットと離れて過ごすのは不安。「ご飯は食べているかな?」「寂しがってはいないかな?」などと、気になることもたくさん出てくる。

 車に乗って一緒にいられることで自分も愛犬も安心して過ごせ、離れていることで起こる心配もなくなる。