■北野天満宮の年間イベント

●紅葉(11月)

ライトアップされた北野天満宮の紅葉(画像提供:北野天満宮)

 約350本の紅葉を有する名所「もみじ苑」。紙屋川にかかる朱塗りの太鼓橋「鶯橋」や、茶室の梅交軒に設けられた舞台からの眺めは絶景だ。

●梅苑(2月)

北野天満宮の梅苑(画像提供:北野天満宮)

 50種約1500本の梅の木があり、花の時期には約2万坪の境内一円で紅白の梅が咲き競う。早咲きの梅は例年12月中旬頃からつぼみがふくらみ始め、正月明けから開花する。徐々に咲き継ぎ、3月末頃まで長く楽しめる。

●青もみじ(5~6月)

北野天満宮の青もみじと鶯橋(画像提供:北野天満宮)

 初夏の青もみじの清々しい美しさも、また格別、かつて紙を漉いて作っていた紙屋川の水面は、鮮やかな新緑を映し、生命力にあふれている。

●京都の七夕(8月)

ライトアップされた京都の七夕の時の三光門前(画像提供:京の七夕実行委員会事務局)

 奈良時代から行われてきた行事だが、大きなイベントになったのは2016年頃。日程も各会場で異なり、祇園祭が五山の送り火(ござんのおくりび)の間に開催されている。

(1)鴨川エリア(鴨川納涼実行委員会主催)
(2)梅小路エリア(京都・梅小路みんながつながるプロジェクト主催)
(3)北野紙屋川エリア(北野紙屋川七夕祭実行委員会主催)
(4)宇治エリア(京の七夕 in Uji実行委員会主催)

 それぞれ、詳しい会場や開催日時は直接確認できる。また、北野天満宮での行事は下記の通り。
・御手洗川足つけ燈明神事
・御本殿石の間通り抜け神事

●天神市(毎月25日)

毎月25日に開催される天神市の大鳥居前(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 毎月25日は縁日の日。菅原道真の誕生日である、6月25日と命日の2月25日に由来しており、昔から古道具市として有名だ。ちなみに、毎月21日に開かれる弘法市(東寺)は「植木市」が有名である。