■宝物殿
千年以上ににわたり皇室をはじめ公家や武家、商人たちの篤い崇敬をうけてきた北野天満宮には、数多くの宝物が奉納され、今に伝えられている。
古文書、刀剣、蒔絵や屏風、茶道具といった美術的にも価値の高い工芸品を多数収蔵し、常設展のほか、季節ごとにテーマを決めた企画展も開催している。
■豊臣秀吉 北野大茶湯(きたのおおちゃのゆ)
北野大茶湯は、天正15年10月1日に京都北野天満宮境内において、豊臣秀吉が催した大規模な茶会。茶会の石碑は駐車場の中に立っており、観光客にはわかりにくい。その時に使われた井戸が、駐車場の中にまだ残っているが、車がぶつからないようにガードされている。
■新しいイベント「子ども将棋大会」
北野天満宮は、日本文化・芸能に関する新しいイベントの開催も積極的で、特に注目したいのが「子ども将棋大会」。
日本将棋連盟京都府支部連合会(アマチュアの将棋普及組織)の会長より、氏子講社の常任理事を通じて提案され、今まで6回開催されている。
ゲストとして、国民栄誉賞受賞者の羽生善治氏や、五冠保持者の藤井聡太氏を招くほどのイベントになっている。