仙台と言えば皆さん何を思い浮かべますか?  牛タンやずんだ餅などが有名でしょうか。実は、「冷やし中華」の発祥の地は、仙台ってご存知でしたか?  しかも夏だけではなく年中提供しているお店も存在し、意外にも雪の日に特によく出るんだとか。早速「冷やし中華」を生み出した中華料理のお店に食べに行き、お話を伺ってきました。

 また、サンドウィッチマンの伊達さんがよくTVなどで仙台グルメとしてオススメしている「三角あぶらあげ」も気になっていたので、そちらも食べてきました。実食レポートをご紹介しますので、仙台旅行などの参考にしてみてください。

「定義とうふ店」の三角あぶらあげ

■冷やし中華発祥のお店 中国料理「龍亭」へ

 仙台市青葉区にある「龍亭」は、昭和6年に創業した中華料理店です。アクセスは仙台駅から徒歩約15分、「勾当台公園駅」から徒歩約7分、「広瀬通駅」から徒歩約8分で錦町公園の近くにあります。土日は行列ができるほどの人気店で、90年以上変わらずこちらの場所で営業されています。

仙台駅から徒歩15分のところにある「龍亭」

●実食レポート

 早速、メニューの一番目立つところにある“元祖冷し中華”「涼拌麺(りゃんばんめん)」の醤油だれと胡麻だれを一つずつ注文。すると間もなく別皿で具材だけが出てきます。続いて麺、葉野菜、茹でエビが乗ったメインのお皿が運ばれてきます。食べ方を聞いてみると、具と麺をバラバラに食べてもいいし、麺に具を乗せてもいいし、お好みでどうぞ、とのこと。

龍亭の店内
別皿でまず出てくる具材
元祖冷し中華「涼拌麺」の胡麻だれ
元祖冷し中華「涼拌麺」の醤油だれ

 暑さが落ち着いた9月に訪問しましたが、店内にいるお客さんは半数くらいの方が涼拌麺を頼んでいて、我々のように2名で醤油と胡麻を一つずつ頼む方もいました。