■実際に使用してみよう

80ml(上)と40ml(下)どちらも蓋にはパッキンが付属している

 ダイソーには容量40ml(直径55mm)と容量80ml(直径66mm)の2種類がある。どちらも燃料は容量の2/3程度で使用するよう記載があるので、燃料は約27mlと53mlとした。

 アルコールを注ぎ、少し馴染ませてから着火する。点火後はほとんど音がしない。また、使用は屋外に限定されているが、太陽光のもとでは炎が全く見えない。本当に見えないので、火傷には十分注意してほしい。

日中に燃焼していても炎はほとんど見えない

 燃焼中でも、本当に火がついてる?  と疑問を抱いてしまうが、中央の液体の中に気泡が出ていたり、液面が揺らいでいるのがおわかりいただけるだろう。

夜間には青白い炎が良く見える

■消火について

 基本的には燃料が無くなり勝手に消えるまで待つ必要がある。蓋をして消火ができるタイプもあるが、この製品は蓋による消火を禁止している。

 火が消えてから1〜2分もすると本体は手で触れる程度に冷めているので、火傷に気をつけながら本体が熱くないか確認する。火が見えない環境では、本体を持てるようになった段階でやっと火が消えたことが確認できる。

■燃焼時間

製品の使用方法にある2/3程度の燃料で燃焼時間の比較

40ml(左)より80ml(右)の方が炎は大きいが、火力に目立った違いは感じられなかった

40ml:約27mlの燃料で約10分
80ml:約53mlの燃料で約21分